海外進出企業支援業務

昨今の日本国内の低成長の影響に伴い、大企業のみならず中小企業、さらには個人事業主に至るまで、中国をはじめとするアジア各国において会社設立や資本参加等の海外進出をケースが増加しております。
また、輸出や海外直接投資以外にも、海外の企業に生産を委託や、コールセンターなどのサービス業務を委託（BPO：Business Process Outsourcing）する中小企業もございます。
当事務所は、このような社会変化に中小企業や個人事業主が対応するためのより身近な存在を目指し、海外の中でもとりわけ東南アジアへ進出する日系企業の海外進出にあたり、現地の法律事務所や現地コンサルタント等と共同して支援するための態勢を整えております。

■　重点地域

（１）ミャンマー連邦共和国

ミャンマーは「最後のフロンティア」と呼ばれ、所謂「チャイナプラスワン」の候補地として注目を集めており、日本国政府の経済援助等もあって、すでに多数の企業が進出を果たしております。
当事務所では、2012年よりミャンマーへの進出企業の支援業務を開始しており、ヤンゴン所在の複数の法律事務所と提携関係を構築するとともに、これまでに、合弁会社設立にあたっての契約交渉や現地法人設立支援業務等の実績を有しております。

（２）スリランカ民主社会主義共和国

スリランカは、2009年5月の内戦終結後、急速な経済発展が続いており、特に小売業界の急成長は目覚ましいものがあります。また、スリランカは、地理的にもインド、バンコクと近接していること、人材の質の高さ（英語習得率の高さや勤勉さなど）から、近年、「チャイナプラスワン」の候補地としてミャンマーなどともに注目されております。
当事務所は、スリランカ国内の法律事務所と複数の提携関係を構築しており、依頼者の方の幅広いニーズに対応可能です。

■　主な支援業務の内容

• －合弁会社等設立にあたっての契約交渉
• －現地法人設立手続
• －知的財産権の取得手続
• －契約書作成・審査

■　主要な提携・協力事務所 所在地域

中華人民共和国（北京・上海他）、韓国（ソウル）、ミャンマー（ヤンゴン）、スリランカ（コロンボ）、カンボジア（プノンペン）、シンガポール、アメリカ（ワシントンD．C．・シカゴ他）